テントサウナを体験しよう!やり方や必要なものをご紹介
テントサウナを体験しよう!やり方や必要なものをご紹介
近年メディアでも取り上げられることが多くなり、更に注目を集めるようになったテントサウナ(サウナテント)。
体験してみたいけど「どこでどうやって体験したらいいのか分からない」「やり方が分からない」と悩んでいませんか?
テントサウナは町のサウナに行くよりも少しだけハードルが高いですが、一度体験するとやみつきになる魅力があります。
もし、あなたがサウナ好きでテントサウナを体験したことがないのなら、それはもったいない!一度は体験すべきだと強くお勧めします。
今回は、下記の4項目を紹介します。
- テントサウナとは?
- テントサウナに必要なもの
- テントサウナのやり方
- テントサウナの体験方法
読み終わった後にはテントサウナについて詳しくなっているはずです。
1.テントサウナとは?
テントサウナとは、持ち運び可能なテント型のサウナで、通常のテントより生地が厚い為、耐熱性が高いのが特徴です。
大きさは2名用から10名以上入れる大きなものまで様々な種類やメーカーがあります。
サウナ内は、サウナストーンを積んだ薪ストーブで温めます。また、熱されたサウナストーンに水をかけることで高温な蒸気を発生させ、体感温度を上げる「ロウリュ」を楽しむことができるタイプが多いです。その際、かける水をアロマ水やお茶で代用することで、水蒸気に香りをつけ「嗅覚」でも楽しむことができます。
持ち運び可能なテント型なので、自分の好きな場所でサウナを楽しむことができます。オススメは河原や湖畔に設置し、川や湖を水風呂がわりに楽しむことです。開放感のある大自然の中でととのう感覚を知ってしまったら、普通のサウナには満足できなくなってしまうかもしれません。
2.テントサウナに必要なもの
それでは、いざテントサウナを行う際に、用意しなければいけないものは何でしょうか?
テントサウナに必要をものを、下記の5つのカテゴリーに分けて丁寧に説明します。
- まず準備するもの
- サウナ設営中に必要なもの
- サウナ中に必要なもの
- トトノイ中に必要なもの
キャンプ場などで足りないものに気づき「テントサウナを楽しめなかった」ということにならないように、初心者の方は是非、チェックリストとしてご活用ください。
2-1.まず準備するもの
「まず準備するもの」は下記となります。
- テント、ストーブ
- 水着、タオル、サンダル
- 運搬用車両
- スコップ
それぞれについて解説します。
■ テント、ストーブ
テントサウナ用のテントと薪ストーブが必要です。
2〜4人用のテントサウナならストーブは1台で足りますが、8名以上用のテントサウナで高温をキープしたい場合は2台のストーブを設置することをお勧めします。
200Vの電源を確保できる場所であれば、サウナ用の電気ストーブを入れることも可能ですが、薪の燃える音や匂いを楽しんでほしいので、火気厳禁の場所以外では薪ストーブがオススメです。
用意する手段はレンタルまたは購入となります。
■ 水着、タオル、サンダル
キャンプ場などの公共の場で利用する場合は、水着を着用ください。
サンダルは川で流されないように、かかとをホールドできるタイプかつ水が溜まりにくい物を選ぶと快適です。
また、タオルは下記の用途に使用できるので複数枚持参することをオススメします。
- サウナ中の汗を拭く
- サウナ中、頭に巻いて熱から頭を守る
- ロウリュ時のアウフグース(熱々の水蒸気をタオルで仰ぎ体感温度を上げる行為)
- 水風呂後の身体を拭く
■ 運搬用車両
テントサウナとストーブやその他備品を運ぶ為の運搬車両が必要です。
一般的な4人用のテントサウナのサイズは下記の通りです。
- テント:W70×D38×H25cm(収納時)
- ストーブ:W23.5×D60×H42.5cm(収納時)
- その他備品:W78×D39×H36cm(収納ケース利用時)
なので、4人乗車することを考えるとミニバン程度の大きさがあると安心です。お車をお持ちでない方はレンタカーを利用する方が多いです。
テントサウナのレンタルショップ「SAUNA TRIP」ならお客様は「手ぶらで現地に行くだけ」で大丈夫です。 キャンプ場と提携していているので、SAUNA TRIPがテントサウナグッツの「発送&返送」をいたします。
テントサウナをレンタルする
■ スコップ
スコップはテントサウナの使用後に使います。
ストーブ内の灰をスコップを使って掻き出し、指定の灰捨て場に捨ててください。 もし灰捨て場が用意されていない場合は、火消し壺などを用意しきちんと持ち帰るようにしてください。
2-2.サウナ設営中に必要なもの
サウナ設営中に必要なものは下記となります。
- ペグ
- ペグハンマー
- テントロープ
それぞれ解説します。
■ ペグ
ペグとは固定用の杭のことでテントサウナを固定する際に使用します。 テント購入時の付属品では強度等で不十分な場合があるので注意が必要です。
■ ペグハンマー
ペグハンマーとは金槌のことで、ペグを地面に打ち込む際に使用します。 後部にフックとホールがあるタイプだとペグを抜く作業が楽になります。 さらにすっぽ抜け防止のベルト付きだと安全に使用することができるのでオススメです。
■ テントロープ
テントロープはペグとテントを結びより強くテントサウナを地面に固定するためや、風でテント生地が靡きテント内部のストーブに接触しないように使用します。
2-3.サウナ中に必要なもの
サウナ中に必要なものは下記となります。
- イス
- サウナストーン
- ラドル(柄杓)、バケツ、アロマオイル
- 薪、ライター、着火剤、うちわ
- 温度計、湿度計、一酸化炭素チェッカー
- 耐熱グローブ、火バサミ
それぞれ解説します。
■ イス
サウナ内で腰掛けるのに使用します。 サウナ内は高い位置の方が温度が高いので、熱さに自信がある方は座面が高い椅子を用意するとより熱さを楽しめます。
また、金属が剥き出しになったイスだと金属部分が熱くて座れなくなるので、金属部分が布で隠れたイスや木やブラスチックなど温度が上がりにくい素材を選ぶようにしてください。
■ サウナストーン
サウナストーンはストーブの上に積んで使用し、サウナ内の温度を上げる役割があります。 また、熱されたサウナストーンに水をかけることで高温な蒸気を発生させ、体感温度を上げる「ロウリュ」を楽しむことができます。
サウナストーンは1ストーブにつき10kg程度必要です。
■ ラドル(柄杓)、バケツ、アロマオイル
「ラドル(柄杓)、バケツ、アロマオイル」はロウリュをする際に使用します。
バケツに水を入れラドルで水をすくい、熱されたサウナストーンにかけます。 使用する水をアロマオイルでアロマ水にすることで、サウナ内にアロマの匂いが充満し「嗅覚」でもサウナを楽しむことができます。
「ヴィヒタ(白樺の枝の束)」を用意し、水に浸し白樺のロウリュ水を作った後、ウィスキング(ヴィヒタで身体を軽く叩く行為)で使用することも個人的にオススメです。
■ 薪、ライター、着火剤、うちわ
「薪、ライター、着火剤、うちわ」は、サウナ内を温めるのに使用します。
薪は、大きく分けて「針葉樹」「広葉樹」があり、その両方を使用します。 針葉樹は油分や水分を多く含んでいる為、燃えやすいが、すぐ燃えてしまいます。 一方で、広葉樹は油分が少ないため火の付きは悪いですが、ゆっくりと燃えます。
なので、火付けの際は「針葉樹」を利用し、サウナを温めるのは「広葉樹」を使用すると良いです。 針葉樹の薪は少量で良いですが、広葉樹の薪は目安として4時間程度の利用で1ストーブにつき15kgが必要です。
薪に火をつける際に「ライター、うちわ」が必要なので併せて準備ください。 また、火付けが初心者の方は、着火剤の使用をオススメします。
■ 温度計、湿度計、一酸化炭素チェッカー
「温度計、湿度計」は、サウナ内の温度と湿度を測る為に使用します。 自分の好みの温度湿度に調整しながら入るのもテントサウナの醍醐味です。
一酸化窒素チェッカーはサウナ内の一酸化窒素濃度を測る為に使用し、ある一定の濃度を超えるとアラートが鳴ります。 万が一の事の際に、一酸化炭素中毒にならないよう準備ください。
■ 耐熱グローブ、火バサミ
「耐熱グローブ、火バサミ」は、薪をくべる際に使用します。 また、ストーブのドアの取手は高温になっているの必ず耐熱グローブを使用するようにしてください。
2-4.トトノイ中に必要なもの
サウナ中に必要なものは下記となります。
- ととのいイス
- サウナポンチョ
それぞれについて解説します。
■ ととのいイス
「ととのいイス」は、サウナと水風呂の後の休憩の際に座って使用します。
この休憩の際に、副交感神経が優位になり「ととのった」状態になります。 全てのサウナ行為はこの休憩の為にあると言っても過言ではありません。
そのため、ととのいイスはできるだけ良いものを選ぶことをオススメします。 個人的なオススメは、首がしっかりとホールドされ腕を置くスペースが準備されたイスです。
私自身たくさんの椅子を試しましたが、持ち運びのことを考慮するとコールマンの「インフィニティチェア」がテントサウナに一番向いていると思います。
■ サウナポンチョ
「サウナポンチョ」は、サウナと水風呂の後の休憩の際に着て使用します。 11月〜3月の肌寒い時期に利用することが多いです。
3.テントサウナのやり方
テントサウナのやり方の大きな流れは下記となります。
- テントサウナを準備する
- テントサウナをする場所を選び、予約する
- テントサウナを楽しむ
それではそれぞれについて解説していきます。
3-1.テントサウナをレンタルまたは購入する
まずは、テントサウナを準備ください。 準備する手段は「レンタル」または「購入」となります。
きちんと手入れができないとカビが生えてしまったりストーブが錆びて使えなくなるので、 キャンプ上級者でテントを洗って天日干しできるスペースをお持ちの几帳面な性格の方以外は「レンタル」をオススメします。
テントサウナのレンタルサイト「SAUNA TRIP」であれば、SAUNA TRIPが提携のキャンプ場に直接「郵送・返送」するので、手ぶらで来て手ぶらで帰ることができます。 また、テントサウナに必要な備品を全て揃えているので、備品を買い揃える手間も省けます。 さらに使用後はキャンプ場で簡単な清掃だけしていただければ、天日干し等はSAUNA TRIPが行うのでアウターケアも必要ありません。
テントサウナをレンタルする
3-2.テントサウナをする場所を選び、予約する
次に、テントサウナをする場所を選び、事前に予約をしてください 場所を選ぶ際は下記のことに気をつけると良いです。
- 火気使用はOKか
- テントは張って大丈夫か
- 川や湖があり、近くにテントを張れるか
- 川や湖は遊泳可能か
- テントを張る場所の近くまで、車を寄せることができるか
川や湖は水風呂として使用するので、深さや綺麗さ流れなども併せてチェックするようにしてください。 また、テントを張る場所の近くまで車を寄せることができれば、荷物の運搬や貴重品の管理、着替えも楽になるので、こちらも重要です。
東京であれば、私のオススメの場所は「青野原野呂ロッジキャンプ場」です。 青野原野呂ロッジキャンプ場は「サ道」のテントサウナの回のロケ地となった場所です。 自然豊かで川の流れもちょうど良く、車も寄せれるのでテントサウナをするのに最適な場所です。
テントサウナのレンタルサイト「SAUNA TRIP」であれば、青野原野呂ロッジキャンプ場と提携しているので、レンタルした商品をキャンプ場に直接「郵送・返送」するので、手ぶらで来て手ぶらで帰ることができます。
3-3.テントサウナを楽しむ
付属の説明書に従い、テントサウナを組み立てテントサウナを楽しんでください。 「テントサウナ」→「水風呂(川・湖)」→「休憩」を繰り返します。
4.テントサウナを体験するには
テントサウナをお試しで体験する方法は、下記となります。
- テントサウナが体験できる場所に行く(常設施設やキャンプ場など)
- レンタルして自分の好きな場所で体験する
それぞれについて解説します。
4-1.テントサウナが体験できる場所
テントサウナのお試し体験ができる、常設施設やキャンプ場を地域別に紹介します。
■ 北海道
然別湖畔温泉ホテル
南富良野町 シーソラプチ川 レジャーガイド遊び屋
慶誠寺湯堂サウナ寺ス
■ 岩手県
七時雨山荘
APPI
■ 秋田県
タザワコサウナ
■ 福島県
LAKE SIDE HOTEL みなとや
芦ノ牧プリンスホテル
yodge
■ 埼玉県
ノーラ名栗
■ 千葉県
マザー牧場 GLAMPING THE FARM
GOOD HOUSE
■ 新潟県
神立スノーリゾート
あまやちの湯
ガーラ湯沢
<
br />■ 山梨県
STARLAND GLAMPING
金の森山荘
瑞牆山キャンプリゾート
■ 長野県
HAKUBA MOUNTAIN BEACH
戸隠高原ホテル
木崎湖POWWOWキャンプ場
■ 静岡県
富士山ゲストハウス掬水
時之栖 松之湯
saunaMYSA
■ 滋賀県
OUMIWAVE
バーベキュー隊
■ 三重県
BBQ Village 多度狭
■ 和歌山県
飛雪の滝キャンプ場
■ 広島県
広島市湯来交流体験センター
■ 愛媛県
鈍川せせらぎ交流館
游の里温泉 ユートピア宇和
4-2.レンタルして体験するのもおすすめ
テントサウナをレンタルして体験するのもオススメです。
レンタルテントサウナのメリットは完全に貸切空間であることです。
公共のサウナですと黙浴がマナーですが、気にせず友人と好きな音楽をかけたりおしゃべりをすることができます。
自分の好きな温度や湿度に調整し、自分だけのマイサウナを楽しんでください。
テントサウナのレンタルサイト「SAUNA TRIP」なら全国対応(沖縄離島を除く)で送料は無料です。
また、「サ道」のロケ地となった青野原野呂ロッジキャンプ場と提携しているので、レンタルした商品をキャンプ場に直接「郵送・返送」するので、手ぶらで来て手ぶらで帰ることができます。
是非この機会に一度ご利用ください。
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まとめ
テントサウナの体験方法、やり方などを説明しましたが、理解いただけたでしょうか?
ご不明点があれば、お問い合わせフォームやLINE@などで遠慮なく質問ください!
それでは、良いサウナライフを!
著者:カズ(Kazuyoshi Watanabe / 渡辺一功)